ヒミツを知るのは私だけ!?



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同居生活初の夏休みが終わり、あいかわらずの学校生活。
最初こそゆううつだったものの葵におかずを交換され、五人との話を求められる日々にすっかり夏休みボケはうすれていった。

まだまだ暑いのはかわりないけど……って、ん?
ポツリと目の前に降ってきた水。

空は晴れているのに急にパラパラと降り出してきた雨に傘のない私は走り出した。

まずい!晴れだからってタオルケットとか干しっぱにして行ったはず!



──もうしめってるよね……。

そう思いながら角を曲がると家の前に学ラン姿の男の子がいた。

けど、知らない顔で。
私の走る音に気付いたのか、走り去ってしまった。

「今の、誰だろう……」

さすがに学ランだけで学校までは分からなかった。
五人の中の友達、仲間……とかかな。
って考えてる場合じゃない!