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夏休みも折り返しに入り、今日は葵と会い『で、どうなの』と同居生活のことをあれこれ聞かれたり、沖縄に行ったからとお土産をもらったり。
お返しは、と考えてたら『同居話で満たされるからまたよろしく!』とのことで。
葵らしい……のかな。
駅前で別れた葵に手を振り歩き出すと、えんじ色の髪が目に入った。
「……湊くん?」
名前を呼べば、湊くんの肩が跳ね少しだけ視線が向けられた。
「お、お前か。出かけた帰りかよ」
「うん。湊くんは……?」
直前まで湊くんが見ていたものに視線をおとすと、なんともキュートなスイーツ店の写真だった。
「わぁ!美味しそうだね!」
「ま、まぁ……」
「湊くん、甘いの好き?わりと氷雨くんの手作りお菓子食べてたりするから」
「別に嫌いじゃねぇけど……」
湊くん、さっきからそっぽ向いて答えてばかりだ。



