「氷雨の言う通りにしとけよ。どうせ何も手つけてねぇんだろ」
めんどくさそうに湊くんが答えれば、ぎくっ……と、なんとも分かりやすい表情をする三人。
「い、いいもん!なら僕、花耶先輩連れて行くから!三人で宿題しながら構ってもらおうよ」
え?私も行くの?
「おれ賛成!」
「ぼくも」
戸惑う暇もなくつかまる私。
まあ、それはそれで私も宿題持ってくれば……
「はぁ?なんで花耶を連れて行く必要あんだよ。三人でやりゃいいだろ」
と思ったけど湊くんがヘッドフォンを完全に外し、意味わかんねぇとつけ足した。
そんな湊くんをさとすように壱心くんが隣へと座る。
「意味はほら……花耶がそばいるだけで、おれのモチベーションが上がるから。……ってあぶな!!」
「……いだっ」
以前にも飛んできた高速のプラスチックコップがまたも飛んできた……。



