「あ、起きたようじゃ。おはよう」
「先輩おはー」
目をあけると五人全員が視界に入った。
そして自分が考えながら寝落ちしたことに気付き、一瞬にしてぼやけ目がさえる。
思いきり起き上がりみんなを見渡すも、
「……あれ、怪我してない?」
怪我一つしてなそうに、ぴんぴんしてることに驚いた。
だけど、私の言葉で一斉に眉をゆがませたり、にらんだり。
うっ、今の発言は地雷か……。
ここは夢見てたーとか言って誤魔化すしか──
「ったく、まだ寝ぼけてんのかよっ」
そう思った途端、湊くんにデコピンされた。
全くもって痛さはないけど、壱心くんが私のおでこをさすり出す。
「女の子にデコピンなんて!目をさますためなら、おれがキスするよ!」
「僕もー」
キ……え?



