どうしたものか……。
──っ!
一歩後ずさるも一人に腕をつかまれてしまった。
「先輩、お待たせ。って誰?」
同時に、美嵐くんが戻って来てくれて……。あせっていく気持ちが和らぐのを感じる。
「あ、二人?可愛いじゃん、一緒に遊ばない?」
「お茶でもいいしさ」
「えっ嬉しー!……けど」
ニヤつく男の子たちに美嵐くんは笑いながら近寄ると、私の腕をつかむ男の子の腕をにぎった。
「──触ってんじゃねぇよ」
低っ……。
いつもの可愛らしさからは想像つかないほど、どすのきいた声に男の子たちは目を見開き、私も驚いてしまった。
でも驚いてるうちに美嵐くんに蹴られた男の子たちは砂場へと倒れる。
……こ、これ気絶してない?
「全く、僕は可愛いけど男の子だっての。デートの邪魔しないでよね。行こ、先輩」



