ヒミツを知るのは私だけ!?


「いっそ先輩たちもパックする?」

しねぇよ、って息の合った返答が。

氷雨くんは真っすぐキッチンに行くも、湊くんは私のそばでしゃがみ、顔から落ちそうなパックをはがし、私のほっぺをつつく。

「……ふうん、いい感じじゃん。美嵐、お前いいの使ってんな」
「でしょ?これで僕も一層可愛くなった」
「もちもちじゃな」
「一番花耶が可愛いとおれは思うよ」

「あ、ありが……ぐぇっ」
「ちょ、氷雨!?」

急にぐっと顔がつかまれて上を向かせられると、氷雨くんが飲み物を手に私を見下ろしていた。

びっくりした……でも、私よりも壱心くんの方が驚いてなかった?

「ほう?まんじゅうみてーだな。いつもとあんまかわんねー気もするが」
「ま、まんじゅう!?氷雨それほめてるの!?おれ的になし!それはほめてない!ていうか手、離して!」
「いや、氷雨的にはほめてんじゃね?」