「うわ、おれの顔ごうとう犯みたいだ」
「白じゃけどな」
な……なんか、誰の顔を見てもパックつけてるせいで異様な空間になってる。面白いけど。
一颯くんと壱心くんは犯人、犯人って楽しそうだし……。
「ねぇ花耶先輩はいつもどういうの使ってるの?化粧水とか」
「え?あー……百円ショ──」
「は……?」
……え。
な、なんだか驚かれたと思いきや美嵐くん、怖い顔つきになっちゃった。
「はぁ……荒れてないから美容に関して口出してなかったけど……もっといいやつ使いなよ?」
「でも、美嵐くんたちみたいに美形なわけでもないから……」
安いので肌が荒れなければいいものだと。
「……だーめ。僕のおすすめ、今度見に行こ。約束ね」
「え?あ……」
強引に指切りをされ、返事をする間もなければ拒否権もない。
「待ってそれデートってこと?おれもしたい!」
「でーとって何するもよおしじゃ」



