「……花耶ちゃんやわっこくて最高の膝枕なんじゃ。って、地味に怖いのう……」
美容パックをした私たちの顔を見て一颯くんは眉を細めた。
「プルプルお肌のため。おじいちゃん先輩もつけてみたら?つけたら近くにいても気付かれない、なんてことないよ」
「む……」
初日から度々同じ空間にいても気付かれない一颯くん。
全体的に白いからなのか、分からないけど。
私もそばにいたの気付かなくて驚くことがある。
「なら……どれ試しに。似合う?」
パックに似合う似合わないってある?
けど、顔が隠れる分、美少年度は薄れてしまう。
「あ、美嵐おれにもそれやって!」
「壱心先輩も?しかたないなぁ」
「ありがとう」
寝る前なのに、こうして何人かリビングに集まって何かすることも増えてきたなぁ。
最初の頃葉みんな部屋に行っちゃってたのに。



