「うま。っと……あぶね」
「いだっ……」
湊くんがいちごを食べるなり、何かが飛んできた。
「……何しやがる」
正面のキッチンから飛んできたのは、プラスチックのコップ。
それを湊くんはキャッチしてキッチンをにらんだ。
どうやら一颯くんにも飛んできたらしく、おでこにヒット。目、つむってたもんね……。
「てめぇら……そいつとの距離感くるってねーか?くるってるよな?俺の気のせいか?ちげーよな」
キッチンの目隠しカーテンをよけてこちらを見る氷雨くんからはとても怖いオーラが……。
湊くんからは盛大な舌打ちが、一颯くんからは小さな舌打ちが……って一颯くんもするんだ。ちょっと意外かも。
走っていた二人も止まる。
でも美嵐くんがまたケーキを食べたから壱心くんは私にケーキの皿を持たせ走る。
早く食べて!と。
それからも氷雨くんの怖いオーラの中、音楽を聞き始めたり膝枕したままだったり、各総長さんは個性的で……フリーダムすぎる──



