氷雨くんはキッチンへ戻り、一颯くんは頭をさすり、『撫でて』と私の膝へ寝転ぶ。
急に膝枕なんて、と驚くも一颯くんのかわいさに撫でたら本当にたんこぶが出来ててさらにびっくり……。
「俺にもいちご、ちょうだい」
反対側に座った湊くんはいちごをご所望。
「いいよ、って……」
頷くと一瞬にして手からフォークが取られ、一番大きないちごを食べた。
──えっ……。
すぐに湊くんはまた私の手にフォークを戻すも、か、間接……いや!気にするな私。
いちいち気にしたら五人とはやっていけない。
「ああ!美嵐だけじゃなく湊たちまで食べてる!!しかも花耶のフォークで!?うらやま……じゃない!食べるな!」
「あははっいいじゃん!美味しいものは共有だよ」
美嵐くんたちは現在進行系でリビングを走ってる。



