ヒミツを知るのは私だけ!?



そしてすぐ二階に上がって、物置き……はこんな感じと二人と一緒にのぞき、私の部屋の向かいである部屋の戸を開けた。

「ここが湊くんと壱心くんの部屋ね」

やはり。
この空き部屋もきれいになってる。
ほんと、私の知らぬ間に折りたたみのベッドとか、タンスとか……あちらこちらに増えていることが一目りょう然だった。
もちろん、ここにも客間と同じくパーテーションが置いてある。

同じ空間にいても、視界をしゃだんできるから着替えとかは目を気にせず出来るはず。

「ふーん、悪くねぇな。仕切りがあるってとこがいい。一人になかなかなれねぇ空間でもこういうの大事だしな」

「そうだね。きれいな部屋でありがたいよ。それに……君と向かいの部屋だなんて、夢のようだ」
「はいはい良かったな。ってことでお先に」

全く気持ちのこもっていない良かったな、とともにガチャンとしまったドア。