ヒミツを知るのは私だけ!?


部屋、ではなく氷雨くんはキッチンで持ってきたものを整理したいらしい。
……と言うか、今の口ぶりだともし、もしだよ?
ご飯を残したりしたらどうなるんだろう。

まさか……

し、しめられたりしないよね!?

「俺は夜飯作る。その間にお前らははやく荷物片してこい」

もくもくとキッチンの戸棚や冷蔵庫を開ける氷雨くんを見てから、私は順に部屋の案内をしていくことに。




まず、一颯くんと美嵐くんを客間へ。
あまり使ってなかった客間だったのに、知らないうちに同室でも不便のないよう間仕切りでパーテーションが置いてあった。
きれいだと喜び、荷物の整理をしだす美嵐くん。
一颯くんは『落ち着く……』と床の畳に寝転がっていた。