「よーし、五人の部屋も決まったわけだし、各自荷物の整理してから夜ご飯ってことで。どうですか、せんぱいたち」
先輩って近くにいるだけでもちょっと背筋伸びるというか、かしこまらなきゃって感じするけど、むしろ美嵐くんは伸び伸びしてる。
五人の中で一人だけ、中一の年下である美嵐くんだけど、物怖じせず接していてすごい。
それゆえに、堂々としてるからやっぱり総長さんなのでは……?という考えが強まるのも事実。
『おっけ』『分かった!』
『了解じゃ』『ん』と湊くんたちが頷き各自荷物を手に動き出す。
私も部屋の案内をしなければと、かばんを手にした。
それぞれが立ち上がる中、氷雨くんはキッチンの方へと向かい、カウンターに何かを並べはじめる。
カウンターに小瓶が次々と増えていくことに、何だろうと私たちは顔を見合わせた。



