「五人には、二階の空き部屋と物置きにしていた部屋、それと一階の客間を使ってもらってね。全ての部屋は掃除済みです。安心してね……ってあるけど」
読み上げながら、空き部屋二人、物置き一人、客間二人って割り当てになることも伝えた。
『俺、物置き』
湊くんと氷雨くんの声が重なり、二人は顔を見合わせる。
──ああっまだ総長さんと分かったわけじゃないのに、見てるだけでヒヤヒヤしてくるのなんで!?
「物置きはジャンケンか何かで決めてもらうとしてー、僕たちはどうする?一応みんな先輩なわけだから好きなとこゆずるけど?……気が変わらないうちならね」
どうするか物置き部屋を決めるためブツブツ話し合う二人をよそに、美蘭くんは壱心くんと一颯くんのもとへ。



