でも、お父さん……
全員男の子のチョイスは正しかったの?しかもすごくクセというか、個性的な子たちばかりで……なんて今更悩んでも仕方のないこと。
だからよろしくとあいさつをするべく立ち上がり、みんなの顔を見てから軽く頭を下げる。
「えっと……改めて水瀬花耶です。よろしくお願いし──」
って、あれ……?
壱心くんはハンカチの件で程よく顔が見えていたから記憶は確かだけど、
私が駐車場で見上げた顔をよく思い出せば、ひとりひとりがあの場にいたパーカーの子たちだ。
壱心くんは同じような格好だっただけかもしれないけど、もしかしたらこの五人……
女の子たちが話してた……チーム名に干支が入ってるとか、顔がわれてないっていう……総長だったりする──!?



