「俺は財前湊。中二。一応、よろしく」
「ぼくは白岡一颯。同じく中二じゃ。よろしくしておくれ」
なんのくせもないきれいなえんじ色の髪に水色の目、そしてたくさんのピアス。湊くん、おしゃれ……。
一颯くんは全体的に白い。目も髪も肌も。
はかない感じだけどこの中では大人しそう。
逆に氷雨くんは厳しそうな印象かな。
自己紹介をしてくれたのはいいけど……一旦この状況を整理したい。
お父さんには詳しい話は聞くとして、私は一度みんなに座ってもらい話をした──
そして話を聞くに氷雨くんは料理担当、一颯くんと壱心くんは掃除担当、湊くんはやりくり担当で来てくれた、らしい。
私に言わず呼んでいたことに驚いたけど、やっぱ大丈夫です、とは言えないし……。
みんな中学生だからうまくやっていけたら、と思いたいところ。



