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──寒くて、冷たい……なんで?
フローリングにでも寝てしまったのかと、徐々に意識がかくせいしてくる。
「ん……?ここは……家、じゃない……」
にわかに開けた目にはうす暗い空間がうつった。
暗くて、冷たくて、物音もしない。
もっと理解しようと目をこらす。
周りにはガラスの破片が散らばり、割れた窓から入る風に冷たくよごれた地面……。
なんで私は、こんなところに?
一瞬理解できなかったものの、気を失う前のことが思い出された。
そうだ……私、玄関のドアを開けて……開けてしまったから、あの男の子たちに連れ去られるような形になってしまったんだった。
『出んな』って言われたのに。
聞かなかったバツだ……。
なら、自分でおちいってしまった状況を自分でなんとかしないと。まずは起きて、ここがどこかを知らなくちゃ。



