順に様子を見に来てくれる他の四人からも聞いていた。
もともと決まっていた予定だからずらせない、とも。
だから私は寝ていれば大丈夫なんだから、気にしなくていいと伝えた。
今日だって、みんなに早退させてしまったんだ。明日も予定をくるわせるようなことはしたくない。
「大丈夫だよ、壱心くんのベッド下一番右のボックスに入ってるけどどうする?」
「分かった。明日、取りに来るよ」
同じように四人にもパーカーの収納場所を教えて、タイミングを見て取っていくということになってる。それは壱心くんもかわらないみたい。
「明日、寝てる時に取りに来たらごめん。寝顔だけ見て静かに行くから」
寝顔は見ないでいただきたいのだけど。
苦笑いをして分かったと頷くと、軽いノックの後にドアが開いた。



