ヒミツを知るのは私だけ!?



「で、花耶お前──」

氷雨くんが何かを言いかけた時、私のお腹から、ぐぎゅる……っと大きな音が鳴った。

途端にみんながだまりこんでしまい、こみ上げてくる恥ずかしさで布団へともぐる。

顔が見えないよ!と壱心くんが言ってるけど今はごめんなさいだ。

だって今の音、百パーセント全員聞こえてるもん……!!
恥ずかしいったらありゃしない……!

葵じゃないけど、イケメン総長五人にお腹の音を聞かれるなんて恥ずかしすぎる!
……今すぐ穴に埋まりたい。

布団の中で頭をかかえていると、丁度お腹あたりに布団の上から手が置かれたのが分かった。


「……で、花耶、お前昼どうした?」

え、お昼?
早退したのはお昼を食べる前だった。そして帰ってからは休むことしか考えてなくて……。

「食べてない……あっ、お弁当!お弁当食べる」