「朝に俺が感じた違和感は間違いじゃなかったってことだろ。それに、まともに看病出来そうなやつ、氷雨くらいしかいねぇから……来てやった」
すぐに湊くんには目をそらされてしまうも、どこか照れてるようにも見えなくない。
「俺も、湊くれーだと思って仕方なく来てやったんだ。ま、どこぞのやつは朝に花耶の顔見て、可愛いだの抜かして見抜けてなかったみてーだけど?な、壱心?」
ドアに寄りかかっている氷雨くんは数歩こちらに来て、わざとらしくにやつきながら壱心くんの顔をのぞく。
するとすぐに私と氷雨くんをこうごに見ながら壱心くんは慌て出した。
「ち、ちがっ……その……だって、そう!顔色が悪くても可愛いにはかわりなかったんだ!……なんか言ってよ!?」
壱心くんの言葉に何も返すことなく氷雨くんは無の表情になり、美嵐くんたちを退けて私のもとへと来る。



