ごめん、と一言告げてそばにある時計に目をやると、まだギリギリお昼時で。
けど、五人ともここにいるということは……そういうこと。
「……みんなも早退して、来てくれたの?」
もう分かってるから疑問形で聞く必要はないんだけど。一応……。
い、壱心くんとかならまだ分かる。
でも、五人全員がわざわざ早退して……来てくれたことが衝撃すぎて。
「このおれ、温崎壱心が一番に花耶のもとへ来たんだよ。だから二秒くらい寝顔の独り占めが出来たんだよね」
「なんでフルネームなんじゃ。……連絡見て、ぼくも頑張ったんじゃよ?」
「僕も!おじいちゃん先輩を途中で抜かして二位だもーん」
一颯くんも美嵐くんも話を聞くにメッセージを見るなり走って来てくれたってことになるけど……。
なら……と、私は視線を湊くんたちへとうつした。



