数値を見て実感させられるとだるさが増すようで、午後は気合いで……と一瞬思ったりもしたけど、無理しないでおくのがよさそう。
先生には早退することを告げて教室へと戻った。
「一緒に行くよ、ひとりで帰らせるの心配だし……」
「微熱だし大丈夫、帰れるよ。保健室付き合ってくれてありがとう葵」
「でも……」
「後からノート借りたいから、お願い」
「……分かった、ちゃんと休んでね。イケメンたちに看病してもらってさ。後から看病エピソード聞かせてよ?言葉にするとうらやましいシチュエーションだけどな」
熱のある私に葵は明るい言葉をかけてくれて、帰る私を門の前までつきそってくれた。
「治ったら連絡ちょうだいね」
「うん、するね」
……そして、葵と別れてから数分。



