また来週もこのスリルを味わうのか私は。
でも観ても観なくてもヒヤヒヤするのはかわりないか……。
「うん、いいよ」
「やった、花耶先輩も観るなら楽しみ!ってことで僕お風呂いっちばーん!あがったらみんなでパックしよね」
「しねーよ」
われさきにとお風呂へ走っていく美嵐くんに、すぐさま氷雨くんは首を振った。
「一颯、半分こしてもらえる?」
「よいよい」
美嵐くんがいなくなるなり、ソファの上でころんと私の膝に寝転がった一颯くんに壱心くんも真似て横になる。
見下ろせば、二人は幸せそうな顔をしていた。
「おれ、このまま召されてもいい」
「おお、召されろ。飯一人分作らなくて済むからな」
「ちょ、氷雨ひどくない!?」
「……つか、一颯のやつ寝てねぇ?」



