ヒミツを知るのは私だけ!?


というところで、インターホンが鳴った。
無意識に立ち上がろうとするも、湊くんにとめられる。

「花耶の父さんからだろ。いいよ、俺が行く」

海外での生活が落ち着いてきたから、とお父さんたちがお菓子を送ってくれた。
帰宅がバラバラだから、夜の便の指定で。

それを前もってみんなに知らせていたから、湊くんが行ってくれたんだと思う。

お菓子を送ると言われた時に、これからは月一で何かしら送ってくれる話もされ、少し前より私との連絡のやり取りが増えたりしていたから、引っ越しの荷物も片づいて海外の生活にも余裕が生まれてきたんだろう。

私たちの同居生活もそれなりにうまくいってることは伝えてるから、ちゃんと安心してくれてるといいな。

「僕と花耶先輩あがりー」
「またおれと一颯になっちゃった……」
「だろーな。顔におもむろに出るやつとババ自白するやつだしよ」