それが当たり前のように毎日過ごしてたけど、
同じように自分がやらなきゃいけない状況におかれて……すごくありがたいことなんだって改めて感じた。
「外ではお父さん、家ではお母さんがすごいってことだ、うちは」
……さびしい。
さびしいけど、弱音ははかないようにしよう。
二人に心配かけないくらい、ちゃんとやってるよ、って言えるように。
ぎゅっとエプロンをきつめにしばれば、インターホンが鳴った。
「ん?なんか届くっけ?」
のぞいてみなきゃ。
玄関へと走り目を細めて穴をのぞくいてみる。
配達……ではなくて、男の子?それに制服だ。どうして私の家に?しかも見たことない子だし。
疑問に思っていればまた鳴らされた。
と、とりあえず出てみよう!
「は、はーい……っとと」
「早く開けろ」



