肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

「狼さ〜んっ……!」



……ここにいると思ったのですが、違うんでしょうか。


わたしは辺りを見渡して、息を吐きました。

昨日と違ってからりと乾いた空気は、太陽が沈んですぐに冷たくなっていきます。

なんだか少しだけ、ぼんやりとしますけど……そんなふうにしている場合ではありません!

わたしは再び、辺りを見渡そうをしました。



「……何か用か?」

「わっ……ろ、狼さん……!」



突然、背後に狼さんが現れて飛び上がります。

なんだか、少しだけデジャブ……でも、驚きはあっても恐怖はありませんでした。



「え、ええと、その……」

「……あ?」

「ご、ごめんなさいでした……! その、黙っていて……嫌でした、よね」