肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

混乱しているわたしの耳元に、ピンポーンとインターホンの音が聞こえてきました。

はっとして、玄関に向かいます。


狼さんは出て行ってしまっているので、わたしが出ないといけないのですが……


わたしはそっと扉を開きました。



「あら、未卯。思っているより元気そうね」

「あっ、礼偉さん……!」

「今日寮に帰るって一色さんに聞いたから、迎えにきたのよ。……ところで、さっき一色さんとすれ違ったのだけど……」



優しげな微笑みから一転、不思議そうな表情で礼偉さんは尋ねてきます。

柊凛さんも思い出したように言いました。



「ああ、確か少し表情が険しかったな」

「ええっと、その……実は、狼さんの様子を報告していると、バレてしまって……」



わたしの言葉に、2人は驚いたような表情になりました。



「まぁ……」

「ついにバレてしまったのか、未卯」

「うっ……」