「……どこにも、いない?」
呆然としながら、部屋を出た。
手に持ったままのプリントがくしゃりと折れて、汗が滲んでいく。
「礼偉? どうかしたのかな?」
「……ああ、柊凛。来たのね……」
「うん、荷物の用意ができたからね。でも、部屋が空いてなかったから来たんだけど……」
戸締りはしっかりしたものね……
というか、荷物が多すぎる……ってそれはいまどうでもいいの。
「未卯が……いなくて」
「未卯が……いない? 寝ているのではないのかい?」
「……部屋の中を確認したわ」
私の言葉に、柊凛は目を見開いた。
◇◆◇
呆然としながら、部屋を出た。
手に持ったままのプリントがくしゃりと折れて、汗が滲んでいく。
「礼偉? どうかしたのかな?」
「……ああ、柊凛。来たのね……」
「うん、荷物の用意ができたからね。でも、部屋が空いてなかったから来たんだけど……」
戸締りはしっかりしたものね……
というか、荷物が多すぎる……ってそれはいまどうでもいいの。
「未卯が……いなくて」
「未卯が……いない? 寝ているのではないのかい?」
「……部屋の中を確認したわ」
私の言葉に、柊凛は目を見開いた。
◇◆◇



