肉食アニマルさんは、うさぎちゃんを狙ってます! 〜編入先は、肉食アニマル学園!?〜

「お、未卯ちゃんやん。早いな、もう買いもんはええん?」

「あ、はい……」



狐崎さんが手を振りながら、わたしのいる噴水の方へ近づいてきました。

手には小さな袋がひとつだけあります。



「由音に荷物持ちとかされへんかった?」

「いえ、荷物持ちはしましたけど……でも、代わりにお菓子をもらいましたから」

「そうか……まぁ未卯ちゃんがいいならそれでええけどな」



狐崎さんはそうニコニコ笑いながら、わたしの隣に座ります。



「そうや。未卯ちゃんが良ければやけど、オレの話でも聞く? 暇つぶしでさ」

「えっと……狐崎さんのお話、ですか」



正直、めちゃくちゃ暇なので助かりますけど……

でも、なんで急に?


少し気になりつつも、頷きます。