神殿を後にしたアウレリオは、
迷いなく自分の馬にラジワを乗せた。
前に座らせ、
その腰に――
がっちりと腕を回す。
「ちょ、近いよ……」
恥ずかしがるラジワ。
「当然だ」
アウレリオは即答。
「もう、一瞬たりとも離したくない」
背中越しに伝わる彼の体温。
心臓の鼓動。
ラジワは、
そっと彼の腕に手を添える。
……この大きな手、安心するな。
ギュッと腕を握ると、
それに応えるように
腰に回された腕に力が入った。
王宮へ向けて馬が走り出す。
太陽の光が、
二人を包み込んでいた。
王宮に到着するなり、
待機していた侍従や侍女たちに
アウレリオは忙しく指示を飛ばす。
ラジワを侍女長に託し、
アウレリオ自身は執務室へ急いだ。
やられっぱなしではいられない。
ドラゴニア帝国、
いや皇帝クレオールに
はっきりとした抗議を示さなければ。
どうしてやろうかと
策を巡らせていたアウレリオだが、
部下からの報告で
出鼻を挫かれることになる。
迷いなく自分の馬にラジワを乗せた。
前に座らせ、
その腰に――
がっちりと腕を回す。
「ちょ、近いよ……」
恥ずかしがるラジワ。
「当然だ」
アウレリオは即答。
「もう、一瞬たりとも離したくない」
背中越しに伝わる彼の体温。
心臓の鼓動。
ラジワは、
そっと彼の腕に手を添える。
……この大きな手、安心するな。
ギュッと腕を握ると、
それに応えるように
腰に回された腕に力が入った。
王宮へ向けて馬が走り出す。
太陽の光が、
二人を包み込んでいた。
王宮に到着するなり、
待機していた侍従や侍女たちに
アウレリオは忙しく指示を飛ばす。
ラジワを侍女長に託し、
アウレリオ自身は執務室へ急いだ。
やられっぱなしではいられない。
ドラゴニア帝国、
いや皇帝クレオールに
はっきりとした抗議を示さなければ。
どうしてやろうかと
策を巡らせていたアウレリオだが、
部下からの報告で
出鼻を挫かれることになる。



