碧くん、助けてください!2

うぅ……やっぱりぃ……。

かくして私は放課後に西階段に行くことになった。


―――放課後。


私は碧くんの言葉を思い出して、西階段に向かっていた。

『実行するのは放課後。正直桃を囮にはしたくないけど……でも、怪異たちにとってかぐや姫の生まれ変わりなんてご馳走、滅多にないからさ』

『今までの被害者によると、一人でいるところで襲われたらしい。だけど、生きては帰ってきている。ただ危害を加える可能性があるから……』

『じゃあ、私と霧島くんは階段の影に潜んで、怪異が現れたところで封印する。それでどう?』



……ということがあり、結局私が階段に登って、怪異が現れたところを光莉と碧くんで捕まえる……っていうことらしい。

私はちょっと理解できないけれど……あはは。

そんなことはともかく、私たちは西階段に向かい、私は西階段の前で立ち止まっている。

ずっと使われていないからか、木製の階段は迫力があって少し後退りしてしまう。