碧くん、助けてください!2

「桃ちゃん、今日はいろいろとごめんね……私がもっと早く教室に行ってれば、桃ちゃんが橘さんに言われることは無かったのに……」



……光莉は、ずっとそのことを気にしていたのかな?

確かに、橘さんの言葉に傷ついたのは事実だと思うし、光莉の告白に驚いたことも事実だ。

でも、それの全部が光莉のせいじゃないし、今まで気付くことができなかった私に非があると思う。



「光莉が思い詰めることなんて、ひとつも無いよ?むしろ、気付かなかった私に非があるよ」

「っ、そんなこと無いっ……!桃ちゃんのせいじゃ……っ」

「ううん、そうしないと私の気がすまないの。そうさせて?」



私は知っている。

光莉は、私のお願いにとことん弱いってこと。



「わかっ、た……」

「ふふっ、ありがとう」