碧くん、助けてください!2

私たちは家に帰った。

そして、私はとある準備を始めた。

もちろん、碧くんにはバレてはいけないことだから、お母さんにおしゃべりで場を繋いでもらっている。

あともう少し……っ。

それからおよそ30分。

キッチンには昨日と同じように、甘い香りが漂っていた。

うんっ。完璧ではないかもだけど、私なりの全力を尽くしたっ!

それじゃあ、呼んでこようかな……?



「碧くん……?ちょっとだけ、キッチンに来てほしいのっ……」

「うん。今いくね」



そして、一緒にキッチンへ向かう。

どうかな……。



「……っ、え?どうしたの、桃……」

「バレンタインのチョコレートでは無いかもだけど……私からの感謝の気持ちっ」