碧くん、助けてください!2

料理上手なお母さんから褒められたことが嬉しくて、頬が緩んだ。

このチョコレートたちは今日は冷蔵庫で冷やしておいて、明日になったら学校に持っていこう!

本当は学校にはお菓子を持っていってはいけないけれど……それでも、いつもお世話になっている人たちにはお礼を伝えたいんだ。

いつもじゃ、伝えにくいから……こういうイベントごとのときに、しっかり言わないと言いそびれちゃうもんね。



「桃羽、明日はきっと早起きするんでしょう?もう寝た方がいいんじゃない?」



お母さんに言われて時計を見ると、もう夜の9時になろうとしていた。

こんなに時間が経っちゃったんだ……!



「うんっ。お母さん、おやすみなさい!」

「ふふっ。おやすみ、桃羽」



お母さんに一言告げてから私は眠りについた。

☆     ☆     ☆

2月14日。

来る、バレンタインデー!