碧くん、助けてください!2

今日は2月13日。

明日は、いろんな場所で甘い香りがする日。

そう!明日はバレンタインだ。

世間は好きな人にお菓子を作っているようだけれど、好きな人がいない私はいつもお世話になっている人たちにチョコレートを作っている。

自信は無いけれど、手作りだ。



「みんな、喜んでくれるといいなあ……」



包装まで終わって、たくさんのチョコレートがキッチンに並んだ。



「あら桃羽、バレンタインのチョコレートづくり?」



チョコレートを見ていた私に、お母さんが話しかけてきた。



「うんっ。今ちょうど完成したところだよ!」

「さすが桃羽ね。とっても綺麗にできているわ」

「えへへ……」