碧くん、助けてください!2

私の名前は、天音光莉。

由緒正しい鬼神族の家系・天音家の長女であり……

……かぐや姫・神楽桃羽の親友兼幼なじみだ。

私と桃ちゃんが出会ったのは、3歳の頃。

初めて出会った日のことは、今でも鮮明に覚えている。……桃ちゃんが覚えているかどうかはわからないけれど。

私は、昔から周りの人よりも霊力が多く、そのせいで読心術を生まれながらにして持っていた。

小さい頃は霊力の力を操作することが難しく、常に鬼の角が生えていたし、能力だって今のように制御したりすることができていなかった。

……だから、いつの間にか私の周りには家族以外、誰もいなくなっていた。



『___わあっ、あなたの頭に生えているの、なあに?』



そんな絶望の中、私に話しかけてくれたのが桃ちゃん。



『……角』