「何?」
「どうして梨々愛のお父さんは、心音ちゃんの失踪を警察に届けないの?」
「……えっ?」
確かに大事件なのにね、と知穂。
梨々愛は、
「……知らないよ。とにかく警察には届けないって話で、パパは詳しく理由は教えてくれなかったの」
と、言った。
「……あとね」
と、私は前置きして、みんなの顔を順番に見た。
「江原田さんのことも気になる」
「江原田さん?」
「ほら、私達が床下にいる間に、紫と梨々愛が調べてくれてたって、紫を待つ間に梨々愛がしてくれた話の中で登場した人じゃん」
と、知穂に芹香が教える。
「江原田さんが昔、“ちょうちょ館”に勤めていた話を私達が切り出した時、江原田さんは何て言ったか覚えている?」
「? 何て言ってたっけ?」
「『執事の方からお聞きになったんですか?』って言ったの。何故か、高中さんのことを聞いてきた」
「それのどこが気になるの?」
梨々愛は心底分からないという顔で訊いてくる。
「どうして梨々愛のお父さんは、心音ちゃんの失踪を警察に届けないの?」
「……えっ?」
確かに大事件なのにね、と知穂。
梨々愛は、
「……知らないよ。とにかく警察には届けないって話で、パパは詳しく理由は教えてくれなかったの」
と、言った。
「……あとね」
と、私は前置きして、みんなの顔を順番に見た。
「江原田さんのことも気になる」
「江原田さん?」
「ほら、私達が床下にいる間に、紫と梨々愛が調べてくれてたって、紫を待つ間に梨々愛がしてくれた話の中で登場した人じゃん」
と、知穂に芹香が教える。
「江原田さんが昔、“ちょうちょ館”に勤めていた話を私達が切り出した時、江原田さんは何て言ったか覚えている?」
「? 何て言ってたっけ?」
「『執事の方からお聞きになったんですか?』って言ったの。何故か、高中さんのことを聞いてきた」
「それのどこが気になるの?」
梨々愛は心底分からないという顔で訊いてくる。



