「び、病気?」
「そう。詳しく嘘つくとバレるから、高熱が出ててつらそうで、我が家でお医者さんに往診に来てもらってますって言った。動かせない状態だから、元気になったら連絡を入れさせますって」
「恐るべし、嘘八百……」
知穂が感心しているのか、けなしているのかわからない表情を梨々愛に向ける。
芹香が、
「絶対についちゃいけない嘘の類だね」
と、ぽつりと呟いた。
「……まぁ、でも高中に電話してもらったから、信用はあるよ! バレてないと思う!」
梨々愛がニコッとした。
「いや、そういうことじゃなくて」
と、知穂がすかさずツッコミを入れる。
そのやり取りを聞いて、ふと思い出した。
「私、気になることがあるんだけど」
「何? 紫の気になることって」
芹香が話を聞こうと、私のほうへ体を向けてくれる。
「いくつかあるんだけど……、まず、梨々愛に聞きたい」
「そう。詳しく嘘つくとバレるから、高熱が出ててつらそうで、我が家でお医者さんに往診に来てもらってますって言った。動かせない状態だから、元気になったら連絡を入れさせますって」
「恐るべし、嘘八百……」
知穂が感心しているのか、けなしているのかわからない表情を梨々愛に向ける。
芹香が、
「絶対についちゃいけない嘘の類だね」
と、ぽつりと呟いた。
「……まぁ、でも高中に電話してもらったから、信用はあるよ! バレてないと思う!」
梨々愛がニコッとした。
「いや、そういうことじゃなくて」
と、知穂がすかさずツッコミを入れる。
そのやり取りを聞いて、ふと思い出した。
「私、気になることがあるんだけど」
「何? 紫の気になることって」
芹香が話を聞こうと、私のほうへ体を向けてくれる。
「いくつかあるんだけど……、まず、梨々愛に聞きたい」



