「……ねぇ、もしかしてあの空間にいる時と、こっちの世界にいる時と、時間の流れ方って違う?」
ランドリールームに帰って来て、梨々愛の部屋に移動し、高中さんに温かいお茶をもらった時に、私はみんなに尋ねてみた。
「紫もそう思った?」
と言ったのは、知穂。
「私と芹香も同じことを話したんだ。あの空間にいたのは、ほんの一時間くらいの出来事だと思っていたけれど、こっちに帰ったら何日も経過しててびっくりした」
「みんなが帰ってから私が帰った今でも、数日経ってる?」
「ううん。でも四時間ほど経ってる」
時計を見ると、もう夜の10時だった。
「お家の方には、今日はここに泊まるって連絡しておいたよ」
と、梨々愛が言った。
「ありがとう、助かる!」
「ってか、私と芹香の家には何て言ってあるの? 何日も外泊するとか、絶対に親が許さないのに」
知穂の言葉に梨々愛は、
「病気になったから、ここから動かせないんですって言った」
と、平然と言ってのける。
ランドリールームに帰って来て、梨々愛の部屋に移動し、高中さんに温かいお茶をもらった時に、私はみんなに尋ねてみた。
「紫もそう思った?」
と言ったのは、知穂。
「私と芹香も同じことを話したんだ。あの空間にいたのは、ほんの一時間くらいの出来事だと思っていたけれど、こっちに帰ったら何日も経過しててびっくりした」
「みんなが帰ってから私が帰った今でも、数日経ってる?」
「ううん。でも四時間ほど経ってる」
時計を見ると、もう夜の10時だった。
「お家の方には、今日はここに泊まるって連絡しておいたよ」
と、梨々愛が言った。
「ありがとう、助かる!」
「ってか、私と芹香の家には何て言ってあるの? 何日も外泊するとか、絶対に親が許さないのに」
知穂の言葉に梨々愛は、
「病気になったから、ここから動かせないんですって言った」
と、平然と言ってのける。



