(梨々愛は見たのかもしれないけれど……)
「ルールなんてないの?」
「ルール?」
「あなた、私の前には現れていないのに、私を連れて行こうとした」
「手を繋いでいたから」
「えっ?」
意外な返事だった。
手を繋いでいた?
「俺が見えるやつは、俺は触れることが出来る。お前は本当は見えない奴だったのかもしれない」
「何を言っているのかわからないよ」
「香菜子は俺を見た。二人組を連れて行く時、香菜子は俺を見ていた」
(やっぱり梨々愛には見えていたんだ)
「香菜子と手を繋いでいたお前は、連れて行くことが出来た。それだけのことだ」
元寄がまた「香菜子ぉ」と言い出すので、私は慌てて「もう一つ聞きたい」と、口にした。
「どうしてこの床下に連れて来るの?」
この行動に意味はあるんだろうか?
「俺はここにいるから」
と、元寄。
「俺の体に帰るには、香菜子の髪の毛が必要だから」
「ルールなんてないの?」
「ルール?」
「あなた、私の前には現れていないのに、私を連れて行こうとした」
「手を繋いでいたから」
「えっ?」
意外な返事だった。
手を繋いでいた?
「俺が見えるやつは、俺は触れることが出来る。お前は本当は見えない奴だったのかもしれない」
「何を言っているのかわからないよ」
「香菜子は俺を見た。二人組を連れて行く時、香菜子は俺を見ていた」
(やっぱり梨々愛には見えていたんだ)
「香菜子と手を繋いでいたお前は、連れて行くことが出来た。それだけのことだ」
元寄がまた「香菜子ぉ」と言い出すので、私は慌てて「もう一つ聞きたい」と、口にした。
「どうしてこの床下に連れて来るの?」
この行動に意味はあるんだろうか?
「俺はここにいるから」
と、元寄。
「俺の体に帰るには、香菜子の髪の毛が必要だから」



