暗い空間に、元寄と二人。
今更ながら恐怖で体が震えてくる。
「お前は違う、香菜子じゃない……」
と、元寄が苛立っている。
「香菜子じゃないけど、……わ、私に何かしたら許さないからね」
蝶々のヘアピンをぎゅっと持って、元寄に見せる。
元寄はそれが何なのか認識したらしく、
「わっ!!」
と、私から離れた。
「お前なんか嫌いだ……、俺には香菜子しかいない……、香菜子だけなんだ……」
ぶつぶつ言う元寄。
蝶々のヘアピンを見せつつ、私は元寄に話しかけた。
「聞きたいことがある」
「お前なんか……」
と、話すら聞いてくれなさそうな元寄に、めげずに話し続ける。
「どうして人を襲うの? あなたは、あなたが見える相手を選んで襲っているの?」
謎だった。
心音ちゃんや知穂と芹香がここへ連れて来られた時は、それ以前に元寄の姿を見ている。
でも、私は見ていない。
今更ながら恐怖で体が震えてくる。
「お前は違う、香菜子じゃない……」
と、元寄が苛立っている。
「香菜子じゃないけど、……わ、私に何かしたら許さないからね」
蝶々のヘアピンをぎゅっと持って、元寄に見せる。
元寄はそれが何なのか認識したらしく、
「わっ!!」
と、私から離れた。
「お前なんか嫌いだ……、俺には香菜子しかいない……、香菜子だけなんだ……」
ぶつぶつ言う元寄。
蝶々のヘアピンを見せつつ、私は元寄に話しかけた。
「聞きたいことがある」
「お前なんか……」
と、話すら聞いてくれなさそうな元寄に、めげずに話し続ける。
「どうして人を襲うの? あなたは、あなたが見える相手を選んで襲っているの?」
謎だった。
心音ちゃんや知穂と芹香がここへ連れて来られた時は、それ以前に元寄の姿を見ている。
でも、私は見ていない。



