「そんなの、知らない……。俺には香菜子だけ。香菜子だけだから……」
「香菜子、香菜子、うるさいんだよ!!」
梨々愛が元寄の幽霊の頭を攻撃しようとしたことがわかった。
私は梨々愛を止めなくてはと思って、
「梨々愛!」
と、大声を出した。
「何、何なの」
と、知穂が混乱している。
「香菜子とおんなじになっちゃうよ!!」
私の言葉に梨々愛は、振りあげていた彫刻像をピタッと止めた。
「怒るのはわかるけど、私は梨々愛を加害者にはしないからね!!」
「紫……」
梨々愛は彫刻像を下ろした。
その時、元寄の幽霊の手に、何かが光った。
「梨々愛、危ない!!」
芹香が叫んだと同時に、元寄が梨々愛の後ろにまわって、がっしりと抱きしめた。
梨々愛の髪の毛を大事そうに撫でて、
「香菜子ぉ」
と、目をつむる。
「離して!! 離せ!!」
梨々愛がもがいて体を離そうとするけれど、元寄の力は強い。
「香菜子、香菜子、うるさいんだよ!!」
梨々愛が元寄の幽霊の頭を攻撃しようとしたことがわかった。
私は梨々愛を止めなくてはと思って、
「梨々愛!」
と、大声を出した。
「何、何なの」
と、知穂が混乱している。
「香菜子とおんなじになっちゃうよ!!」
私の言葉に梨々愛は、振りあげていた彫刻像をピタッと止めた。
「怒るのはわかるけど、私は梨々愛を加害者にはしないからね!!」
「紫……」
梨々愛は彫刻像を下ろした。
その時、元寄の幽霊の手に、何かが光った。
「梨々愛、危ない!!」
芹香が叫んだと同時に、元寄が梨々愛の後ろにまわって、がっしりと抱きしめた。
梨々愛の髪の毛を大事そうに撫でて、
「香菜子ぉ」
と、目をつむる。
「離して!! 離せ!!」
梨々愛がもがいて体を離そうとするけれど、元寄の力は強い。



