林堂 香菜子に会いに行った帰り、駅から“ちょうちょ館”までの道のりで、私は梨々愛に尋ねた。
「ねぇ、林堂 香菜子の頼み事に約束は出来ないって言ってたけれど、実際にはどうするの?」
梨々愛は目を大きくして、「決まってるじゃん」と、何を今更当たり前のことを聞くんだみたいな顔をした。
「勿論、黙っていることなんてしない。事件が解決したら、警察に言う」
「えっ、大丈夫なの?」
「紫、これは事件だよ。犯人がいて、死体もある。私達がそのことを知っていて黙っていたら、それこそ罪に問われるじゃん」
「犯人蔵匿とか、犯人隠避とかいうやつ?」
「……罪の名前までは知らないけどさ、香菜子の頼みは聞けない」
梨々愛はぐっと腕を伸ばして背伸びをし、
「私は心音が無事に帰って来たら、後のことはどうでもいい」
と、言い切った。
「心音ちゃんと仲良しだよね」
「うん。あの子が世の中で一番可愛いし、一番大切」
「ねぇ、林堂 香菜子の頼み事に約束は出来ないって言ってたけれど、実際にはどうするの?」
梨々愛は目を大きくして、「決まってるじゃん」と、何を今更当たり前のことを聞くんだみたいな顔をした。
「勿論、黙っていることなんてしない。事件が解決したら、警察に言う」
「えっ、大丈夫なの?」
「紫、これは事件だよ。犯人がいて、死体もある。私達がそのことを知っていて黙っていたら、それこそ罪に問われるじゃん」
「犯人蔵匿とか、犯人隠避とかいうやつ?」
「……罪の名前までは知らないけどさ、香菜子の頼みは聞けない」
梨々愛はぐっと腕を伸ばして背伸びをし、
「私は心音が無事に帰って来たら、後のことはどうでもいい」
と、言い切った。
「心音ちゃんと仲良しだよね」
「うん。あの子が世の中で一番可愛いし、一番大切」



