「……そうか、ようやく理解できた」
と、香菜子が言った。
「あなた達がどうしてここに辿り着いたのか、私にはわからなかったけれど、……そうか、江原田さんの差し金なのね」
「あの、江原田さんを怒らないでください」
慌てて頼むと、
「……ベッドで日々を過ごす余命わずかな私が、どうやって江原田さんの所まで行って怒ることができるの?」
と、香菜子は笑った。
そして、
「あなた達に頼みたいことがあるの」
と、真剣な顔になった。
「何ですか?」
「私の罪を、しばらく黙っていてほしいのよ」
予想していた言葉に、それでも私は、何て答えるべきか迷った。
どんな事情があったとしても、香菜子の犯した罪は重い。
黙ってはいられない。
罪は罪だ。
それに、元寄の死体だってそのままにしてはおけない。
知った以上、やらなくてはいけないことがある。
と、香菜子が言った。
「あなた達がどうしてここに辿り着いたのか、私にはわからなかったけれど、……そうか、江原田さんの差し金なのね」
「あの、江原田さんを怒らないでください」
慌てて頼むと、
「……ベッドで日々を過ごす余命わずかな私が、どうやって江原田さんの所まで行って怒ることができるの?」
と、香菜子は笑った。
そして、
「あなた達に頼みたいことがあるの」
と、真剣な顔になった。
「何ですか?」
「私の罪を、しばらく黙っていてほしいのよ」
予想していた言葉に、それでも私は、何て答えるべきか迷った。
どんな事情があったとしても、香菜子の犯した罪は重い。
黙ってはいられない。
罪は罪だ。
それに、元寄の死体だってそのままにしてはおけない。
知った以上、やらなくてはいけないことがある。



