夢宮 ーある少女の悪夢晴祓録ー

  眩しい。


 痛い、痛いよ。

 ……助けて。



 またいつもみたいに、わたしだけの味方の名を呼ぼうとする。


「───あ、」


 認めたくない。思い出したくない。

 どこにも行きたくない。

 

 わたしよりも小柄なその姿が見当たらないのは。
 

 

 …………誰のせいだったっけ。