Good day ! 6



次の日はオフになり、しっかりと身体を休ませてから、舞はたくさんの料理を作って美羽達の帰りを待つ。

「ただいま、舞。いい匂い!」
「お帰り、美羽。チキンもシチューもケーキもあるよ」
「やったー! 翼くんと翔くん呼んでくるね」

四人で賑やかにクリスマスパーティーを開いた。

「しっかし舞ちゃん、大変だったな、夕べは」

チキンに手を伸ばし、翔一が真剣に口を開く。

「俺も翼も美羽ちゃんも、会社のオペレーション情報に釘付けだったよ。ハラハラして生きた心地がしなかった」
「ご心配おかけしました。整備さん達もすごく心配してくれて、みんなで出迎えてくれたの。明日も調査委員会からヒアリングされるみたい」
「そっか。でもとにかく全員無事で、ほんとに良かった」

美羽と翼も大きく頷いた。

「全部相澤キャプテンのおかげなの。すごく心強かった」
「そう。でも舞、本当によくがんばったよ。乗務してたCAの同僚も、相澤キャプテンと舞が落ち着いてたから、お客様もパニックにならずに済んだって言ってたよ」

そう言って笑いかけたあと、美羽は「あれ?」と舞の胸元に目をやる。

「舞もリースのブローチ配られたの?」
「え? ああ、うん。そうなんだー」
「いいねー、すっごくきれい。私達のよりもゴージャスだね。ん? いや、おかしいでしょ! めちゃくちゃ高級そうじゃない。どうしたのよ、これ?」
「えーっと、サンタさんからごほうびもらっちゃった」
「なにそれ、誰から?」
「だから、サンタさんだってば」
「舞、どういうことなの? サンタさんって誰?」
「サンタさんはサンタさんだよ。サンタクロース」
「舞―!」

問い詰める美羽を笑ってかわし、舞は美味しそうにチキンを頬張った。