並んで廊下を歩いていると、「あ、舞!」と聞き慣れた声がした。
振り返ると、フライトバッグを手に美羽が駆け寄ってくる。
「お疲れ様。相澤キャプテンも、お疲れ様です」
「お疲れ様」
大翔に挨拶したあと、美羽は舞に話し出す。
「私、今からロスに飛ぶんだ。冷蔵庫に舞の好きなクリームシチュー作っておいたから、食べてね。ブロッコリーとスイートコーンもたくさん入れてあるよ」
「わーい、やった! ありがと、美羽。って、なあに? これ。可愛いね」
そう言って舞は、美羽が制服の胸元に着けている赤と緑のリースのブローチに目をやった。
ゴールドのリボンがキラリと光って華やかだ。
「あ、これ? CAはみんな、クリスマスの期間だけ着けるんだ。いいでしょ?」
「いいなあ、私もほしいなあ」
「パイロットには配られなかったの?」
「うん。男性が多いし、そもそも着けたところでお客様にも会えないし」
「でもパイロットだって、クリスマス気分を味わいたいよね。コックピットにツリー飾ったら?」
「怒られるよ」
「でしょうね」
ふふっと二人で笑ってから、美羽は時計に目を落とす。
「いけない、Show Upに遅れちゃう。じゃあね、舞。相澤キャプテン、失礼します」
「気をつけて行ってらっしゃい」
振り返ると、フライトバッグを手に美羽が駆け寄ってくる。
「お疲れ様。相澤キャプテンも、お疲れ様です」
「お疲れ様」
大翔に挨拶したあと、美羽は舞に話し出す。
「私、今からロスに飛ぶんだ。冷蔵庫に舞の好きなクリームシチュー作っておいたから、食べてね。ブロッコリーとスイートコーンもたくさん入れてあるよ」
「わーい、やった! ありがと、美羽。って、なあに? これ。可愛いね」
そう言って舞は、美羽が制服の胸元に着けている赤と緑のリースのブローチに目をやった。
ゴールドのリボンがキラリと光って華やかだ。
「あ、これ? CAはみんな、クリスマスの期間だけ着けるんだ。いいでしょ?」
「いいなあ、私もほしいなあ」
「パイロットには配られなかったの?」
「うん。男性が多いし、そもそも着けたところでお客様にも会えないし」
「でもパイロットだって、クリスマス気分を味わいたいよね。コックピットにツリー飾ったら?」
「怒られるよ」
「でしょうね」
ふふっと二人で笑ってから、美羽は時計に目を落とす。
「いけない、Show Upに遅れちゃう。じゃあね、舞。相澤キャプテン、失礼します」
「気をつけて行ってらっしゃい」



