◇
「じゃじゃーん! たこたこパーパー、たこ焼きパーティー!」
翔一がホットプレートを頭上に掲げて声を張る。
「翔一、うるさい。さっさと置け」
「オケー、置きまーす」
翔一と翼の部屋のキッチンで、舞はたこ焼きの準備をしていた。
キャペツやたこや紅ショウガを細かく切り、生地を作る。
チーズや天かす、青のりやかつおぶしなども用意した。
「お、美羽からだ。あと10分くらいで着くってさ。泉さんも一緒らしい」
スマートフォンでメッセージを確認した翼が言う。
「じゃあ、そろそろ焼き始めようか」
「へい、らっしゃーい!」
頭にねじり鉢巻きをつけ、ハッピを着た翔一が、両手にピックを持ってポーズを決める。
「翔くん、そんなハッピどこにあったの?」
「ん? 俺の普段着」
「嘘でしょ?」
「ほんと。スーパーに着て行ったら鮮魚コーナーのスタッフと間違われて、『お兄ちゃん、さんまのハラワタ取ってくれる?』っておばちゃんに声かけられるよ」
「で、どうするの?」
「お姉さんの為に取っておきましたよって言って、調理済みのパックを手渡す。そしたら、あら、ありがと!だって」
どこまで本当か分からない。
いや、全部本当なのだろう。
「翔くんって、ほんとにすごいね」
妙に感心しながらたこ焼きを焼いていると、「ただいまー」と玄関から美羽の声が聞こえてきた。
「じゃじゃーん! たこたこパーパー、たこ焼きパーティー!」
翔一がホットプレートを頭上に掲げて声を張る。
「翔一、うるさい。さっさと置け」
「オケー、置きまーす」
翔一と翼の部屋のキッチンで、舞はたこ焼きの準備をしていた。
キャペツやたこや紅ショウガを細かく切り、生地を作る。
チーズや天かす、青のりやかつおぶしなども用意した。
「お、美羽からだ。あと10分くらいで着くってさ。泉さんも一緒らしい」
スマートフォンでメッセージを確認した翼が言う。
「じゃあ、そろそろ焼き始めようか」
「へい、らっしゃーい!」
頭にねじり鉢巻きをつけ、ハッピを着た翔一が、両手にピックを持ってポーズを決める。
「翔くん、そんなハッピどこにあったの?」
「ん? 俺の普段着」
「嘘でしょ?」
「ほんと。スーパーに着て行ったら鮮魚コーナーのスタッフと間違われて、『お兄ちゃん、さんまのハラワタ取ってくれる?』っておばちゃんに声かけられるよ」
「で、どうするの?」
「お姉さんの為に取っておきましたよって言って、調理済みのパックを手渡す。そしたら、あら、ありがと!だって」
どこまで本当か分からない。
いや、全部本当なのだろう。
「翔くんって、ほんとにすごいね」
妙に感心しながらたこ焼きを焼いていると、「ただいまー」と玄関から美羽の声が聞こえてきた。



