「相澤キャプテン」
大翔が約束の時間より早くホテルのロビーに下りると、程なくして後ろから声をかけられた。
振り返って大翔は驚く。
ペイルピンクのワンピースのスカートを揺らして、髪をハーフアップにした舞が、タタッと駆け寄ってきた。
パイロットの制服姿しか知らなかったが、こんなにも可愛らしいとは。
「すみません、お待たせして」
小さく頭を下げる舞の肩の上で、髪がふわりと揺れる。
「いや、俺も今来たところだ。行こう。フレンチでいいか?」
「はい、もちろんです」
並んで歩き出すと、今更ながら大翔は気がついた。
いくら仕事の話をするとは言え、二人きりで食事をするのは、カレーのしょうちゃんに悪い。
そう思い、舞に尋ねる。
「その、誰か他に女性CAを誘わなくていいか?」
「え? はい。キャプテンは誰かCAさんとお話があるのですか? でしたら……」
「いや、大丈夫だ」
きっとカレーのしょうちゃんは、そんなに心が狭くないのだろう。
二人の関係はそんなに危ういものではないのだ。
それなら、部外者の自分があれこれ気にするのはお門違いだと思い直し、大翔は舞と二人でレストランに入った。
大翔が約束の時間より早くホテルのロビーに下りると、程なくして後ろから声をかけられた。
振り返って大翔は驚く。
ペイルピンクのワンピースのスカートを揺らして、髪をハーフアップにした舞が、タタッと駆け寄ってきた。
パイロットの制服姿しか知らなかったが、こんなにも可愛らしいとは。
「すみません、お待たせして」
小さく頭を下げる舞の肩の上で、髪がふわりと揺れる。
「いや、俺も今来たところだ。行こう。フレンチでいいか?」
「はい、もちろんです」
並んで歩き出すと、今更ながら大翔は気がついた。
いくら仕事の話をするとは言え、二人きりで食事をするのは、カレーのしょうちゃんに悪い。
そう思い、舞に尋ねる。
「その、誰か他に女性CAを誘わなくていいか?」
「え? はい。キャプテンは誰かCAさんとお話があるのですか? でしたら……」
「いや、大丈夫だ」
きっとカレーのしょうちゃんは、そんなに心が狭くないのだろう。
二人の関係はそんなに危ういものではないのだ。
それなら、部外者の自分があれこれ気にするのはお門違いだと思い直し、大翔は舞と二人でレストランに入った。



