1か月半後の3月3日。
ひなまつりフライトの日がやって来た。
恵真と舞が初めて一緒に飛ぶとあって、両家の祖父母が待ってましたとばかりに搭乗することを決めた。
高齢の為さすがに国際線は無理だが、国内線なら大丈夫だと言い、岡山に1泊したあと復路は新幹線を使うとのことだった。
「ああ、なんてすてきな日なのかしら。恵真ちゃんと舞が一緒に飛ぶなんて」
「ほんとに。長生きして良かった。ほら、二人とも並んで」
空港ターミナルで、感激の面持ちの祖父母と記念写真を撮ってから、舞は恵真と一緒にShow Upする。
「それでは、本日3月3日、岡山行き653便のブリーフィングを始めます」
「はい、よろしくお願いします」
隣で川原がカシャカシャと撮影し始め、恵真は苦笑いを浮かべて舞とモニターの前で肩を並べた。
ディスパッチャーから受け取ったフライトプランを見ながら、二人で飛行ルートや高度、燃料、目的地や代替空港の天候などを確認する。
岡山の天候は、雨は降っていないものの風が強く、舞としては揺れに対しての懸念事項も多かったが、恵真の淡々とした落ち着きぶりにいつしか安心していた。
ブリーフィングを終えると、二人でフライトバッグを手にオフィスの社員に挨拶する。
「653便、行って参ります」
「行ってらっしゃい、良いフライトを!」
笑顔で見送られ、オフィスをあとにした。
ひなまつりフライトの日がやって来た。
恵真と舞が初めて一緒に飛ぶとあって、両家の祖父母が待ってましたとばかりに搭乗することを決めた。
高齢の為さすがに国際線は無理だが、国内線なら大丈夫だと言い、岡山に1泊したあと復路は新幹線を使うとのことだった。
「ああ、なんてすてきな日なのかしら。恵真ちゃんと舞が一緒に飛ぶなんて」
「ほんとに。長生きして良かった。ほら、二人とも並んで」
空港ターミナルで、感激の面持ちの祖父母と記念写真を撮ってから、舞は恵真と一緒にShow Upする。
「それでは、本日3月3日、岡山行き653便のブリーフィングを始めます」
「はい、よろしくお願いします」
隣で川原がカシャカシャと撮影し始め、恵真は苦笑いを浮かべて舞とモニターの前で肩を並べた。
ディスパッチャーから受け取ったフライトプランを見ながら、二人で飛行ルートや高度、燃料、目的地や代替空港の天候などを確認する。
岡山の天候は、雨は降っていないものの風が強く、舞としては揺れに対しての懸念事項も多かったが、恵真の淡々とした落ち着きぶりにいつしか安心していた。
ブリーフィングを終えると、二人でフライトバッグを手にオフィスの社員に挨拶する。
「653便、行って参ります」
「行ってらっしゃい、良いフライトを!」
笑顔で見送られ、オフィスをあとにした。



